かつてアトピーは小児の病とされており、成人すれば自然に改善すると言われていました。
しかし、最近では成人しても症状が治らずに残っているケース、もしくは成人して発症するケースも少なくありません。
しかも成人のアトピーの方が小児時より重篤化しているケースが多いのが現状です。
症状が成人期まで長期化、そして重篤化している一因の一つとして、ステロイド剤が挙げられます。
ステロイド剤は現在アトピーの治療薬の主流として使われていますが、この薬そのものは根本治療薬ではなく、症状をコントロールするにしかすぎない対処療法の薬なのです。
そのため薬に頼っている場合、症状が治らずに長期化、重篤化し、成人まで至るもしくは成人期を駆け巡るケースが多いのです。