睡眠時無呼吸症候群の原因と診断

睡眠時無呼吸症候群は、肥満や顎の小さい人、扁桃腺肥大などが原因でのどが狭い場合に上気道の周りの筋肉が目覚めているときに大きく活動し、息をスムーズに通りやすくしています。

しかし、睡眠時にのどの周りの筋肉が活動を低下してだらんとすると、のどが狭くなって、のどの壁が振動によって音がする場合がいびきを発するのです。

のどの壁が柔らかくなると、息を吸うときに陰圧となりのどの壁が引き込まれ、のどが閉じてしまいます。

このような症状が睡眠時無呼吸症候群です。

無呼吸が現れるといびきをしなくなり、呼吸が再開するといびきも復活するのです。

川崎の病院に限らず睡眠時無呼吸症候群の診断には、ポリソムノグラフェー検査機器で夜間睡眠中の脳波、呼吸、心電図などによって、無呼吸、低呼吸の数を調べます。

また、オキシメーターで簡易検査を行う場合もあります。

この検査は、呼吸時の酸素飽和度を測定します。

正常な人の血圧は、夜間にやや低くなるのですが、呼吸異常がある場合には、血圧が下がりにくく、高血圧になりやすくなり、結果として動脈硬化も進行しやすくなることが知られています。

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